Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition レビュー：ビジネスシーンを革新する、至高のモバイルAI-PC

ビジネスシーンで活躍する皆様、こんにちは！

今回は、Lenovoから新たに発売された「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」について、徹底的にレビューしていきます。

「X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」は、従来のX1 Carbonシリーズの優れた携帯性、耐久性、パフォーマンスを継承しつつ、Aura Editionならではの洗練されたデザインと最新テクノロジーを搭載した、まさに至高のモバイルAI-PCと呼ぶにふさわしい一台です。

Lenovoによると、このモデルは「これまでで最も薄く、最も軽く(1kg未満)、最もパワフルなX1 Carbon」です。 最新のテクノロジーと洗練されたデザインを融合させることで、ビジネスの生産性を新たなレベルへと引き上げます。  

本記事では、メーカーページや各種情報サイトを参考に、Aura Editionの特徴、搭載CPU「intel core ultra 7 258v」の性能、NPUの役割、そして実際の使用感レビューから購入ガイドまで、詳細な情報をお届けします。

X1 Carbon Gen 13 Aura Editionの概要

「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」は、LenovoのフラッグシップモデルであるThinkPad X1 Carbonシリーズの最新モデルです。Aura Editionは、その中でも特にデザイン性と先進性を追求した特別なモデルとなっています。  

主な特徴

• 洗練されたデザイン: 天板には高級感のあるカーボンファイバー素材を採用し、しっとりとした手触りを実現。Aura Editionならではの美しい見た目と所有感を提供します。  
• 優れた携帯性: 薄型軽量設計で、どこにでも持ち運ぶことができます。1kgを切る軽さは、まさにモバイルAI-PCの理想形と言えます。  
• 堅牢な耐久性: ThinkPadシリーズ伝統のMIL-STD-810H準拠の耐久性テストをクリア。過酷な環境でも安心して使用できます。（Lenovo公式ウェブサイトより）
• 高精細ディスプレイ: 14インチのディスプレイは、 2.8k OLED (2880×1800) で、高解像度・広視野角で、快適な作業環境を提供します。（Lenovo公式ウェブサイトより）
• 充実のインターフェース: Thunderbolt 4、USB Type-A、HDMIなど、豊富なインターフェースを備え、様々な周辺機器との接続が可能です。
• 豊富なRAMとストレージ: 32GB の LPDDR5 メモリと1TB の PCIe 4.0 SSD を搭載しています。膨大なデータや複数のアプリケーションを扱うビジネスパーソンにとって、十分な容量を確保できます。（Lenovo公式ウェブサイトより）

intel core ultra 7 258v の性能

「X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」には、最新のインテル製CPUの core ultra シリーズ2のうち、「intel core ultra 7 258v」が搭載されています。このCPUは、高性能と省電力を両立した、まさに次世代のモバイルプロセッサーと言えます。

このCPUはNPUを搭載したモバイルAI-PC用のプロセッサーで、「X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」は、CPUは「intel core ultra 7 258v」のみしか選択できないです。

主な特徴

• 高処理能力: シングルコア、マルチコア共に高い処理能力を誇り、あらゆるビジネスシーンで快適な動作を実現します。  
• 優れたグラフィックス性能: CPU内蔵のグラフィックス性能も大幅に向上しており、画像編集や動画編集など、クリエイティブな作業にも対応できます。  
• 高い省電力性: 最新のアーキテクチャを採用することで、消費電力を抑え、バッテリー駆動時間を延長することに成功しています。
• 高速なストレージアクセス: PCIe 5.0対応のSSDを搭載することで、従来のPCIe 4.0と比較して、さらに高速なデータアクセスを実現しています。これにより、OSやアプリケーションの起動、ファイルの読み込みなどが高速化され、作業効率が大幅に向上します。  

具体的な処理能力は、「性能を定量的にみると… 　CPU・GPU性能比較と用途マッチング」の項を参照ください。

NPU について

NPU (Neural Processing Unit) とは、AI処理に特化したプロセッサーのことです。従来のCPUに比べて、AI処理を高速かつ効率的に実行することができます。

NPUの役割

• AI処理の高速化: 画像認識、音声認識、自然言語処理など、様々なAI処理を高速に実行します。
• 省電力化: AI処理をNPUにオフロードすることで、CPUの負荷を軽減し、消費電力を抑えます。

X1 Carbon Gen 13 Aura Edition に搭載された NPU

X1 Carbon Gen 13 Aura Edition に搭載されたNPUは、最新のAI技術を駆使し、以下のような機能を実現しています。

• インテリジェントノイズキャンセリング: 周囲の騒音をAIが分析し、クリアな音声通話を実現します。例えば、カフェでWeb会議をする際に、周囲の雑音を効果的に除去し、相手の声をクリアに聞き取ることができます。  
• オートフレーミング: ビデオ会議中に、ユーザーを自動的に追尾し、常に画面の中央に映るように調整します。プレゼンテーション中に資料を指し示したり、席を立ったりしても、常に適切な framing で相手に映像を届けられます。  
• プライバシーガード: AIがユーザーの視線を検知し、画面を覗き見から保護します。例えば、電車内で仕事をする際に、周りの視線を気にせず画面を見ることができます。  

これらの機能により、より快適で安全なビジネス環境を実現することができます。

使用感レビュー

実際に「X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」を使用してみると、まず驚くのはその軽さです。1kgを切る軽さは、まるで書類を持ち歩くような感覚で、モバイルワークに最適です。

起動速度も非常に速く、ストレスなく作業に取り掛かることができます。CPUの処理能力も高く、複数のアプリケーションを同時に起動しても、スムーズに動作します。例えば、Webブラウザで複数のタブを開きながら、動画編集ソフトや画像編集ソフトを同時に使用しても、全く問題のない動作です。

キーボードの打鍵感も良好で、長時間のタイピングでも疲れにくいと感じました。キーストロークが深く、確実なフィードバックがあるため、タイピングの精度も向上しました。トラックポイントとタッチパッドの操作性も良く、快適に操作できました。特にトラックポイントは、慣れていればマウスを使わずにカーソル操作ができるため、非常に便利です。

ディスプレイは高解像度で、文字や画像が鮮明に表示されます。視野角も広く、どの角度から見ても見やすいです。Webサイトの閲覧や資料作成はもちろんのこと、動画編集や画像編集など、クリエイティブな作業にも最適です。

バッテリー駆動時間も長く、外出先でも安心して使用できます。公称値では最大15時間となっており、実際に使用した感想を聞くと、10時間程度は問題なく使用できるようです。

気になる点は、価格がやや高めである点が挙げられます。でも、その価格に見合うだけの性能と品質を備えていると言えると思います。

購入ガイド

「X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」は、Lenovoの公式オンラインストアや家電量販店などで購入することができます。価格は構成によって異なりますが、Lenovoの公式オンラインストアでは、2025年2月16日現在、299,970円からとなっています。

Lenovoの公式オンラインストアでは、カスタマイズオーダーで、CPUやメモリ、ストレージなどを自分のニーズに合わせて選択することができますが、このモデルに関しては、付帯品を選ぶのみとなっています。

購入前に、Lenovoの公式オンラインストアや家電量販店のウェブサイトで、最新の価格やキャンペーン情報を確認して、お得に購入することをおすすめします。

まとめ

「Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」は、洗練されたデザイン、優れた携帯性、高性能、そして最新のAI技術を搭載した、まさにビジネスシーンを革新するモバイルAI-PCです。

最新のCPU「intel core ultra 7 258v」と内蔵されたNPUにより、あらゆるビジネスシーンで快適な作業環境を提供します。PCIe 5.0対応のSSDの搭載により、さらに高速なデータアクセスを実現し、作業効率を向上させています。

価格は高めですが、その価格に見合うだけの価値があると言えます。特に、モバイルワークが多いビジネスパーソンや、高性能なノートPCを求めるクリエイターにとって、最適な選択肢の一つとなると思われます。

最高のビジネスパートナーを手に入れて、新たなステージへと進んでみませんか？

　
　

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition　の　購入ショップリンク

性能を定量的にみると… 　CPU・GPU性能比較と用途マッチング

性能比較と用途マッチングの目安

CPUとGPUの処理能力をpassmark社のベンチマークで測って、どんな作業に向いているかの目安を得ることができます。

CPUの passmarkスコアの目安
　40,000以上：4K動画編集/3Dゲーム (GPU必須)
　20,000以上：3Dゲーム (GPU必須)
　10,000以上：動画編集/ゲーミング/3D-CAD (GPU必須)
　8,000以上：web会議/画像編集
　6,000以上：ドキュメント編集(Ms-office)/webミーティング
　3,000以上：ネット閲覧/動画再生

GPUの passmark(G3D)スコアの目安 (3Dゲームを指標にした目安)
　25000以上：　4K 120f/sで3Dゲームできる
　25000～17000：　とてもきれいな画像で3Dゲームできる(4K 60f/s)
　17000～11000：　FullHDで3Dゲームできる(60f/s)
　11000～6000：　FullHDでなんとか3Dゲームできる
　6000～3000：　解像度を落とせば3Dゲームできる
　3000～0：　低画質でカクカク (3Dゲームはムリ)

CPU性能比較と用途マッチング

Intel Core™ Ultra 7 258V (メモリ32GB)は、 GPUが必須ですが、動画編集/ゲーミング/3D-CADが可能なCPUの能力を持っています。

　
　

CPU・GPU・NPU性能比較

Intel Core™ Ultra 7 258V　は、動画編集/3D-CAD/解像度を落とせば3Dゲームできるレベルです。

CPU＋GPU（最近ではAPUと言われ始めている）性能差は、ほとんどないです。

NPU性能は、AMD社製品に55TOPS（1秒間に55兆回)のものがありますが、Intel Core™ Ultra 7 258V 　は47TOPSで、現在のNPUの上位５位以内に入る性能があります。

現状では、TOPSの差が実際の処理にどんな違いとして現れてくるのかまだわかっていないようです。ですので、PC単独でAI処理が必要なときに、どんな差が出てくるかは、今後の実機レビューを待ちたいと思います。

　

よくある質問

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition　の　発売日

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition　の発売日 は 2024年9月27日　です。

（ショップリンクは上の項でどうぞ）

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition の メモリは増設できるか？

X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、メモリがCPUに内蔵されています。ですので、メモリ交換や、メモリ増設は不可能です。