Acerから新たに発表された、AI機能を搭載した2つの最新ノートPC、 Swift 14 AI (Intel) と Nitro V 14 AI (AMD)。 どちらも魅力的な製品ですが、一体どちらを選べば良いのでしょうか?
この記事では、それぞれの製品の特徴を詳細に比較し、あなたにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします。
Acer Swift 14 AI (Intel):洗練されたデザインとAIによる生産性向上
Swift 14 AIは、Intel Core™ Ultra 7 プロセッサーを搭載した、薄型軽量でスタイリッシュなノートPCです。最大の特徴は、その洗練されたデザインと、AI機能による生産性向上にあります。 Swift 14 AIは、パワフルなパフォーマンスと軽量設計を両立させています。
Swift 14 AI の魅力
- 洗練されたデザイン: ダイヤモンドカットのエッジが施されたアルミニウムボディは、高級感と耐久性を兼ね備えています。
- 軽量: 最大1.26kgの軽さで、どこにでも持ち運べます。
- 長時間バッテリー: 最大29時間の長時間バッテリー駆動で、外出先でも安心して作業できます。
- 鮮やかなOLEDディスプレイ: OLEDディスプレイは、鮮やかな色彩と高いコントラスト比で、写真や動画を美しく表示します。3Kの解像度と90Hzのリフレッシュレートで、滑らかで快適な視覚体験を提供します。
- 堅牢性: MIL-STD-810G準拠の耐久性で、衝撃や振動にも強い設計です。
- AI機能: 47 TOPSのNPUを搭載し、高度な生産性ツール、テキストおよび画像作成、写真やビデオ編集を高速化します。
- AcerSense: すべてのデバイスのAI機能にワンストップでアクセスできます。
- PurifiedView 2.0 & PurifiedVoice 2.0: ビデオ通話の映像と音声を最適化します。自動フレーミング、高解像度、ポートレート修正機能により、ビデオ通話をより快適にします。さらに、AIノイズキャンセリングと3つのマイク構成により、クリアな音質を実現します。
- Acer Assist: ローカルファイルから文書や特定のテキストを検索するパーソナルAIアシスタントです。クラウドにデータを送信することなく、必要な情報に素早くアクセスできます。
- Acer VisionArt: 位置情報や興味に基づいて、AIが生成した背景でデスクトップ画面をパーソナライズできます。
- Acer LiveArt 2.0: 画像から背景を削除したり、AIステッカーを作成したりできます。
- セキュリティ: Secured-Core PC (Level 3) により、個人情報が保護されます。
- アクティビティインジケーター: ノートPCの動作状態を視覚的に確認できます。
- 環境への配慮: Acerは、スタイルを損なうことなく環境への影響を最小限に抑えることに配慮した設計を採用しています。
Swift 14 AI の向いているユーザー
Swift 14 AIは、携帯性とスタイリッシュさを重視するビジネスパーソンに最適です。また、AI機能を活用して生産性を向上させたいと考えている方にもおすすめです。
Acer Nitro V 14 AI (AMD):ゲーミング性能とAIを両立
Nitro V 14 AIは、AMD Ryzen 7 350プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載した、ゲーミングノートPCです。 ゲーミング性能だけでなく、AI機能も充実しており、クリエイティブな作業にも活用できます。
Nitro V 14 AI の魅力
- パワフルなパフォーマンス: AMD Ryzen 7 350プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPUにより、最新のゲームを快適にプレイできます。
- AI機能: AI対応RTXにより、生産性と創造性を向上させ、ゲームプレイを劇的に高速化します。 例えば、AIがゲーム設定を最適化したり、ビデオ編集作業を支援したりすることができます。
- ゲームプレイのハイライトを自動録画: 名場面を自動的に記録し、共有することができます。
- ビデオ通話の自動フレーミング: ビデオ通話中に、常に画面の中央に映るように調整します。
- 高度な背景ぼかし: ビデオ通話中の背景をぼかし、プライバシーを守ります。
- アイコンタクトの事後修正: ビデオ通話中に、相手と目を合わせているように見えるように補正します。
- Acer PurifiedVoice™ 2.0: AIアルゴリズムを使用して、ビデオ通話中のバックグラウンドノイズを低減します。
- クリエイティブな作業にも最適: Adobe Creative Cloud Suite、Blender、DaVinci Resolve、OBS Studio、NVIDIA Studio AIツールスイートなど、100種類以上のAI対応クリエイティブアプリケーションに対応しています。
- スタイリッシュなデザイン: オールホワイトのデザインは、ゲーミングノートPCらしからぬ洗練された印象を与えます。
- 大画面ディスプレイ: 14.5インチのWQXGA (16:10) ディスプレイは、ゲームやクリエイティブな作業に十分な広さを提供します。
Nitro V 14 AI の向いているユーザー
Nitro V 14 AIは、高い処理能力を必要とするゲーマーやクリエイターに最適です。また、スタイリッシュなデザインを重視する方にもおすすめです。
Swift 14 AI vs. Nitro V 14 AI:スペック比較
項目 | Swift 14 AI (Intel) | Nitro V 14 AI (AMD) |
---|---|---|
販売ステータス | 販売中 | 販売前 |
CPU | Intel® Core™ Ultra 7 258V | AMD Ryzen 7 350 プロセッサー |
GPU | Intel® Arc™ 140V | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU |
NPU | 47 T0PS | 50 TOPS |
メモリ | 32 GB LPDDR5x | 32 GB LPDDR5x |
ストレージ | 1 TB PCIe 4.0 SSD | 2 TB PCIe 4.0 SSD |
ディスプレイ | 14インチ WUXGA(1920×1200)、16:10、光沢パネル OLED (3K, 90Hz) | 14.5インチ WQXGA (16:10)(2560×1600) 165 Hz |
バッテリー駆動時間 | 約17.5時間 | 情報なし |
重量 | 最大 1.26 kg | 約 1.6 kg |
価格 | 26.9万円~ | 情報なし |
その他 | ダイヤモンドカットのエッジ、アルミニウムボディ、MIL-STD-810準拠 | オールホワイトのデザイン |
寸法 | 約312.40×9.70-15.95×221.20 mm | 約325.7×236.8×13.9〜21.9mm |
どちらを選ぶべき?
Swift 14 AIとNitro V 14 AI、どちらを選ぶべきかは、あなたのニーズによって異なります。
- 携帯性、スタイリッシュさ、長時間バッテリー駆動を重視するなら、Swift 14 AI がおすすめです。
- 高い処理能力とゲーミング性能を重視するなら、Nitro V 14 AI がおすすめです。
購入検討中のあなたへ
Swift 14 AI は、あなたのビジネスシーンをよりスマートに演出します。例えば、新幹線での移動中に資料作成やプレゼン資料の確認をスムーズに行えます。カフェで仕事をしたり、出張先に持っていったりと、場所を選ばずに快適に作業できます。AI機能を活用すれば、より効率的に作業を進めることができ、時間に余裕が生まれます。
Nitro V 14 AI は、最新のゲームを思う存分楽しみたいゲーマーはもちろん、高画質動画編集や3Dモデリングなど、クリエイティブな作業を行う方にもおすすめです。AI機能があなたの創造性をさらに引き出し、より高品質な作品を生み出すことをサポートしてくれるでしょう。
どちらも魅力的な製品なので、ぜひあなたのライフスタイルに合った1台を選んでください。
Acer Swift 14 AI (intel) の 購入ショップリンク

購入は以下からどうぞ。
メーカ公式ページは送料無料です。
キャンペーンが時々あって、かなりオトクに購入できることがあります。
amazonと楽天は以下からどうぞ。
(文字列を押すと表示価格のショップへ遷移します。 ボタンを押すと取扱いショップが検索され並びます。)
Acer Nitro V 14 AI の 購入ショップリンク
2025年1月に発表され、まだ、販売になっていないようです。
販売されたら、リンクをここに記載します。
性能を定量的にみると… CPU・GPU性能比較と用途マッチング
性能比較と用途マッチングの目安
CPUとGPUの処理能力をpassmark社のベンチマークで測って、どんな作業に向いているかの目安を得ることができます。
CPUの passmarkスコアの目安
40,000以上:4K動画編集/3Dゲーム (GPU必須)
20,000以上:3Dゲーム (GPU必須)
10,000以上:動画編集/ゲーミング/3D-CAD (GPU必須)
8,000以上:web会議/画像編集
6,000以上:ドキュメント編集(Ms-office)/webミーティング
3,000以上:ネット閲覧/動画再生
GPUの passmark(G3D)スコアの目安 (3Dゲームを指標にした目安)
25000以上: 4K 120f/sで3Dゲームできる
25000~17000: とてもきれいな画像で3Dゲームできる(4K 60f/s)
17000~11000: FullHDで3Dゲームできる(60f/s)
11000~6000: FullHDでなんとか3Dゲームできる
6000~3000: 解像度を落とせば3Dゲームできる
3000~0: 低画質でカクカク (3Dゲームはムリ)
CPU性能比較と用途マッチング

2機種共、GPU必須ですが、動画編集/ゲーミング/3D-CAD の作業が可能なCPUの能力を持っています。
AMD Ryzen AI 7 350を搭載した、Nitro V 14 AI のほうが、1ランク上の処理速度ですね。
CPU・GPU・NPU性能比較

Nitro V 14 AI(AMD)は、CPU:AMD Ryzen AI 7 350と CPU内蔵でないGPU: RTX4050を搭載しているので、3Dゲームが十分楽しめる性能と思われます。
Swift 14 AI (Intel) はCore Ultra 7 258VはCPUに内蔵されたGPU(intel arc graphics 140V)なので、3Dゲームが可能なレベルの性能と思われます。
CPUとGPU性能は、Nitro V 14 AI(AMD)とSwift 14 AI (Intel)とで、かなりの差があります。
NPU性能はAMD Ryzen AI 7 350とCore™ Ultra 7 258Vとで 1秒間に3兆回の差がありますので、PC単独でAI処理が必要なときには大きく差が出ると思われます。
ですので、CPU処理性能+GPU処理性能+AI処理性能を重視されるかたは AMD Ryzen AI 7 350、画像処理系等をあまり重視しないのであれば、intel Core™ Ultra 7 258Vになります。
Swift 14 AI (Intel) は ビジネス向け、Nitro V 14 AI (AMD)は ゲーミング・クリエイター向けといった感じです。
よくある質問
Swift 14 AI (Intel) と Nitro V 14 AI(AMD) の 発売日 と 価格
Swift 14 AI (Intel) の発売日 は 2024年11月14日発売 です。
価格は26.9万円~(SF14-51-A73Z/F)です。
Nitro V 14 AI(AMD) の発売日 は 2025年1月に発表され、発売前 です。
価格はまだわからないです。
Swift 14 AI (Intel) と Nitro V 14 AI(AMD) の メモリは増設できるか?
Swift 14 AI (Intel) は、メモリがCPUに内蔵されています。ですので、メモリ交換や、メモリ増設は不可能です。
Nitro V 14 AI(AMD)は、まだわからないです。

仕事で使うPCでGPUが搭載されたものは、体感処理速度がもの凄く速く感じます。ですので、GPU搭載モデルをオススメです。
Nitro V 14 AI(AMD)は軽量ノートPCでありながらハイパフォーマンスで、めずらしい白いボディをまとっていて、差別化感があって魅力がありますね。
発売が待ち遠しいです。
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