MousePro G4-I7U01BK-E レビュー：長時間駆動と高性能を両立したビジネスモバイルノートPC(Core Ultra 7,5比較あり)

MousePro G4-I7U01BK-E は、マウスコンピューターから発売された14インチのビジネスモバイルノートPCです。最大19時間の長時間駆動バッテリーを搭載し 、外出先での作業が多いビジネスパーソンにとって頼もしい存在となります。
この記事では、MousePro G4-I7U01BK-E の特徴や魅力を詳しくレビューし、購入検討に生かしていただきたいと思います。  

MousePro G4-I7U01BK-E の特徴

MousePro G4-I7U01BK-E は、最新のインテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ２)を搭載した、高性能なビジネスモバイルノートPCです。 薄型軽量でありながら、充実したインターフェースを備えている点も魅力です。主な特徴は以下の通りです。  

• 長時間駆動バッテリー: 最大19時間の長時間駆動を実現。外出先での作業も安心です。  
• 高性能CPU: 最新のインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V を搭載し、快適な処理性能を提供します。  
• 豊富なインターフェース: USB Type-C、HDMI、有線LANなど、ビジネスシーンで必要なインターフェースを豊富に搭載しています。  
• 大容量ストレージ: 高速なSSD (PCIe Gen.4×4 NVMe) を搭載し、512GB、1TB、2TB から選択可能です。  
• 薄型軽量設計: 持ち運びに便利な薄型軽量設計を採用しています。  
• 堅牢性: MIL規格 (MIL-STD-810H) 準拠のテストをクリアした、高い堅牢性を備えています。  
• 安心の3年保証: 標準で3年間の保証が付帯しており、安心して使用できます。  

MousePro G4-I7U01BK-E に搭載されたNPUの特徴

「MousePro G4-I7U01BK-E」に搭載されたNPUは、画像認識、音声認識、自然言語処理など、様々なAI処理を高速に実行することができます。

例えば、画像編集ソフトで顔認識機能を使う場合、NPUが高速に顔を認識してくれるため、作業効率が大幅に向上します。また、ビデオ会議中に背景をぼかす機能を使う場合も、NPUがリアルタイムで背景を認識し、自然なぼかし効果を実現します。

さらに、「MousePro G4-I7U01BK-E」では、NPUの性能を活かした「Windows Studio Effects」が利用可能です。 これは、NPUを内蔵しないマシンでは利用できない機能で、ビデオ会議中に背景をぼかしたり、目線を調整したり、自動でフレーミングを行ったりする機能です。NPUによってこれらの処理が高速かつスムーズに行われるため、より快適なビデオ会議を実現できます。

NPUはCPUと比べてAI処理を効率的に行うことができるため、「MousePro G4-I7U01BK-E」の長時間駆動にも貢献していると考えられます。

MousePro G4-I7U01BK-E の使用感レビュー

実際に MousePro G4-I7U01BK-E を使用した感想を調べてみました。幾つかを紹介します。

長所

• バッテリーの持ちが非常に良く、1日中充電を気にせず作業できました。
• 処理性能も高く、複数のアプリケーションを同時に起動しても快適に動作しました。
• キーボードの打鍵感が良く、長時間のタイピングでも疲れにくかったです。
• 薄型軽量で持ち運びやすく、外出先での作業に最適でした。

短所

• ディスプレイの解像度が、4K ディスプレイに慣れているユーザーには物足りないと感じるかもしれません。
• 本体カラーがブラックのみであるため、選択肢が少ない点は少し残念です。

MousePro G4-I5U01BK-E との比較

MousePro G4-I7U01BK-E と同じシリーズの MousePro G4-I5U01BK-E とのスペックを比較してみましょう。  

項目	MousePro G4-I7U01BK-E	MousePro G4-I5U01BK-E
CPU	インテル® Core™ Ultra 7 258V プロセッサー	インテル Core Ultra 5 226V プロセッサー
メモリ	32GB	16GB
ストレージ	512GB/1TB/2TB SSD (PCIe Gen.4×4 NVMe)	500GB SSD　のみ
グラフィックス	インテル® Arc™ グラフィックス 140V	インテル Arc 130V グラフィックス
ディスプレイ	14.0型  (WUXGA) (1920×1200) ノングレア	14.0型  (WUXGA) (1920×1200) ノングレア
重量	約946g	約946g
バッテリー駆動時間	最大19時間	最大19時間
保証期間	3年間	3年間

MousePro G4-I7U01BK-E は、CPU 性能、メモリ容量、ストレージ容量で MousePro G4-I5U01BK-E よりも優れています。より高い処理性能を求めるユーザーには MousePro G4-I7U01BK-E がおすすめです。一方、MousePro G4-I5U01BK-E は、価格が MousePro G4-I7U01BK-E よりも安価である点がメリットです。予算を抑えたいユーザーには MousePro G4-I5U01BK-E が適しています。

LTE モジュールについて

MousePro G4-I7U01BK-E は、LTE モジュールをオプションで搭載することができます。LTE モジュールを搭載することで、Wi-Fi 環境がない場所でもインターネットに接続することが可能になります。

他社では、LTEモジュールやeSIMを搭載したモデルは非常に少ないです。

ですので、MousePro G4-I7U01BK-Eの特徴　と言えます。

LTE モジュールのメリット

• Wi-Fi 環境がない場所でもインターネットに接続できる
• 外出先での作業効率が向上する
• 公衆無線LANよりも安全な通信環境を確保できるため、セキュリティ対策としても有効です。例えば、カフェなどの公衆無線LANは暗号化されていない場合があり、第三者に通信内容を盗み見られるリスクがあります。LTE モジュールを使用すれば、そのようなリスクを回避することができます。

LTE モジュールのデメリット

• 別途費用がかかる
• バッテリー消費量が増加する

LTE モジュールの利用シーン

• 出張先や移動中の新幹線など、Wi-Fi 環境がない場所での作業
• 災害時など、インターネット回線が不安定な状況下での情報収集

LTE モジュールの設定方法

LTE モジュールの設定は、Windows の設定画面から行うことができます。APN などの設定が必要となりますが、設定方法は MousePro G4-I7U01BK-E のマニュアルに詳しく記載されています。

技術仕様

項目	MousePro G4-I7U01BK-E
OS	Windows 11 Pro 64ビット
CPU	インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ	32GB
ストレージ	512GB/1TB/2TB SSD (PCIe Gen.4×4 NVMe)
グラフィックス	インテル® Arc™ グラフィックス 140V
ディスプレイ	14.0型  (WUXGA) (1920×1200) ノングレア (16:10)
インターフェース	USB3.2 Gen2 Type-C x1 (Thunderbolt 4 対応、 DisplayPort Alt Mode対応、USB PD対応)、USB3.2 Gen1 Type-A x2、HDMI x1、有線LAN (RJ-45) x1
無線LAN	Wi-Fi 7
Bluetooth	Bluetooth 5
Webカメラ	500万画素
バッテリー駆動時間	動画再生: 約 6.0時間 アイドル状態: 約 19.0時間
本体サイズ	約314×224×18.3mm
重量	約 946g

MousePro G4-I7U01BK-E はこんなユーザーにおすすめ！

MousePro G4-I7U01BK-E は、以下のようなユーザーにおすすめです。

• 外出先での作業が多いビジネスパーソン
• 高い処理性能を求めるユーザー
• 長時間駆動バッテリーを重視するユーザー
• 薄型軽量で持ち運びやすいノートPCを探しているユーザー

まとめ：MousePro G4-I7U01BK-E は、ビジネスパーソンの強い味方

MousePro G4-I7U01BK-E は、長時間駆動バッテリー、高性能CPU、豊富なインターフェースを備えた、ビジネスパーソンにとって理想的なモバイルノートPCです。外出先での作業が多い方や、高い処理性能を求める方に特におすすめです。LTE モジュールを搭載すれば、場所を選ばずにインターネットに接続できるため、さらに利便性が向上します。

特に、長時間駆動バッテリーと高性能を両立している点が MousePro G4-I7U01BK-E の最大の強みと言えるでしょう。移動中や外出先でも、電源を気にせず快適に作業を進めることができます。また、MIL規格準拠の堅牢性を備えているため、安心して持ち運ぶことができます。

MousePro G4-I7U01BK-E を購入して、快適なモバイルワークを実現しましょう！

MousePro G4-I7U01BK-E　の　購入ショップリンク

性能を定量的にみると… 　CPU・GPU性能比較と用途マッチング

性能比較と用途マッチングの目安

CPUとGPUの処理能力をpassmark社のベンチマークで測って、どんな作業に向いているかの目安を得ることができます。

CPUの passmarkスコアの目安
　40,000以上：4K動画編集/3Dゲーム (GPU必須)
　20,000以上：3Dゲーム (GPU必須)
　10,000以上：動画編集/ゲーミング/3D-CAD (GPU必須)
　8,000以上：web会議/画像編集
　6,000以上：ドキュメント編集(Ms-office)/webミーティング
　3,000以上：ネット閲覧/動画再生

GPUの passmark(G3D)スコアの目安 (3Dゲームを指標にした目安)
　25000以上：　4K 120f/sで3Dゲームできる
　25000～17000：　とてもきれいな画像で3Dゲームできる(4K 60f/s)
　17000～11000：　FullHDで3Dゲームできる(60f/s)
　11000～6000：　FullHDでなんとか3Dゲームできる
　6000～3000：　解像度を落とせば3Dゲームできる
　3000～0：　低画質でカクカク (3Dゲームはムリ)

CPU性能比較と用途マッチング

Intel Core™ Ultra 7 258V (メモリ32GB)は、 GPUが必須ですが、動画編集/ゲーミング/3D-CADが可能なCPUの能力を持っています。

Intel Core™ Ultra 7 258V (メモリ32GB)と　Intel Core™ Ultra 5 226V (メモリ16GB) の性能差は、CPUのベンチマークスコアの差が1000ぐらいで、ほとんど差がない感じです。

メモリ容量の差は、アプリを多く開く場合に歴然とした差として現れてくると思いますので、そういった使用の仕方をされる場合は、258V(32GB)を選んだほうが快適と思います。

　
　

CPU・GPU・NPU性能比較

Intel Core™ Ultra 7 258V　は、動画編集/3D-CAD/解像度を落とせば3Dゲームできるレベルです。

CPU＋GPU（最近ではAPUと言われ始めている）性能差は、ほとんどないです。

NPU性能は、AMD社製品に55TOPS（1秒間に55兆回)のものがありますが、Intel Core™ Ultra 7 256V 　は47TOPSで、現在のNPUの上位５位以内に入る性能があります。
Intel Core™ Ultra 5 226Vは、40TOPSで、上位10位以内のようです。

現状では、TOPSの差が実際の処理にどんな違いとして現れてくるのかまだわかっていないようです。ですので、PC単独でAI処理が必要なときに、どんな差が出てくるかは、今後の実機レビューを待ちたいと思います。

　

よくある質問

MousePro G4-I7U01BK-E　の　発売日 と 価格

MousePro G4-I7U01BK-E　の発売日 は 2024年9月24日　です。

価格はカスタムメイドで\218,000～です。

（ショップリンクは上の項でどうぞ）

MousePro G4-I7U01BK-E の メモリは増設できるか？

MousePro G4-I7U01BK-Eは、メモリがCPUに内蔵されています。ですので、メモリ交換や、メモリ増設は不可能です。